[月刊チャージャー]

山本恭司のRock Charger
 
山本恭司のRock Charger
2009.01

明けましておめでとう。
正月の、いつもよりも綺麗な空気が気分をリフレッシュさせてくれる。昨年、きっと皆さんにも色んな出来事があったに違いない。嬉しかったこと悲しかったこと、それを全て受け止めていくのも人生なら、気分をリセットしてもう一度やり直すのも人生。どちらにしても僕らはまた新たな気持ちで歩き始めるんだよね。

夏から秋にかけ、素晴らしいミュージシャン達と作り上げた自信作“Rock Legends Reborn”が今月発売される。
今回は、その中でパーカッシヴかつメロディアスな演奏を聴かせてくれているアコースティックの貴公子、押尾コータロー君との対談をお届けします。
この新年がみなさんにとって素晴らしい年になりますように。

山本恭司のRock Charger山本恭司(以下K)今回は素晴らしい演奏ありがとうね。おかげでとってもいいアルバムになったよ。

押尾コータロー(以下O)ハードロックの神様のような山本恭司さんから、お話をいただいた事は本当に光栄でしたよ。恭司さんのプロデュースするアルバムで、共演が実現したことがとてもうれしかったです。

(K)以前大阪で香津美さん、石やん(BAHO)と僕とでやったアコースティック・トリオのLIVEの時にゲストで出てくれたよね。4人のアコースティックバトルも楽しかったけど、あの時が初対面だったんだよね。

(O)恭司さんが、とても紳士的で優しく接してくださったことが強く印象に残っていて、ますます好きになりましたよ(笑)。

(K)そんなそんな(笑)。僕はね、コータロー君に楽屋で「ねえ、何か1曲聴かせてよ」って頼んだら即座に「いいですよー」って正に目の前でハーモニクス奏法たっぷりの曲を演奏してくれたじゃない、あれには感動したよ。本当に素晴らしくって楽屋中大拍手だったよね(笑)。ところで今回のエアロスミスのWalk This Wayをアコースティックでやるということで苦労したこととかある?僕がエレクトリック、コータロー君がアコースティックと分かれて、それぞれの得意分野でとてもいいハーモニーになったと思うな。あ、そうそうあの時に使ったギターのチューニングも教えてくれる?

(O)僕にとって恭司さんのエレキギターと一緒にセッションするということは、すごく憧れていたことだったので、今回、僕はドラムとベースを担当するという意識でした。その上でどういったオープンチューニングにしようかといろいろ悩みましたが、やってみるとそれがすごく楽しかった。チューニングはCGDGCEです。

(K)いやいやしっかりとギターも含めた3人分の演奏を一度にしてもらいました(笑)。実際のレコーディングの時はどう?やりやすかった?

押尾コータロー
押尾コータローオフィシャルHP
(O)恭司さんは、ほんの短い時間で、どうやったら僕がスムーズなレコーディングができるかを察知してくださって、押尾コータローの良いところを100%以上、引き出してくださいました。一緒にいてもらえるとホッとするというか、プロデューサーとしても素晴らしかった!

(K)ありがとうね。ところでコータロー君はロックはどうだったの?やっぱり通ってきた音楽のひとつ?

(O)20代の頃はロックの音圧に憧れていました。僕にとっては、カッコイイ=ロックでしたね。そういうスピリッツは今も大事にして、音楽を作る時も、ステージに上がる時も意識しているんですよ。

(K)そういえば、指弾きが得意だからロック・ベースとかもやっていたって言ってたよね。じゃ今回仕上がったWalk This Wayを聴いてどう感じた?僕は演奏は勿論、この2人のグルーヴが新鮮で最高に気に入ってるんだ。気持ちいいよね?

(O)完全に仕上がった音を送ってくださって、初めて聴いたときに「カッコイイ!」と思いました。とにかく、恭司さんのプロデュースのセンスに驚きました。エレキギターとアコースティックギター、ボーカルのANNAさんとのバランス、スパイスとしてのパーカッションの入れ方など、素晴らしいとしかいいようがないMIXに仕上がって、もう大満足です。

(K)良かった!(笑)。ではアルバムを通して聴いてみてどうだった?

(O)バラエティに富んでいて、大先輩のみなさんに混じって、押尾コータローもギタリストとして参加させていただけた事に感謝しています。

(K)こちらこそ素晴らしいプレイを本当にありがとうね。最後に近況やこれからやろうとしていること等を教えてください。

(O)今回、このアルバムに参加させていただいたことで、改めてカヴァーの素晴らしさも再認識しました。もともと、アレンジするのも好きだったのですが、押尾コータローの作品として残したい意識が強くなりました。今度は自分でセレクトしたカヴァー曲でアルバムを作ってみたいですね。

(K)うん、いいね〜。じゃあ、またそのうち一緒にやろうね。今日はどうもありがとう。
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