 |
| ついに原油価格は1バレル111ドルを記録、史上最高値(NYMEX:’08年3月13日現在)を更新した。これじゃ、ガソリン代をはじめとした物価が上がるのも無理はないよ、なーんてブーブー言ってる場合じゃない。どんどん値上げが進むなら発想を転換して、むしろ“原油に投資することでチャンスをつかむ”という考え方はどうだろう? |
|
 |
原油価格は10年で約10倍に上昇
原油価格の高騰が、止まらない。ニューヨークマーカンタイル取引所(NYMEX:NY先物取引市場)の原油先物価格(WTI:ウエスト・テキサス・インターミディエートWest Texas Intermediate)は、’04年末には1バレル(約159リットル)40ドル付近をウロウロしていたのに、’05年に70ドルを突破。’06年中盤から’07年初頭まではもみ合ったものの、また右肩上がりに突入。80ドル、90ドルを突破して、’08年3月13日、ついにNY原油先物相場は一時1バレル=111.00ドルまで上げ、7営業日連続で史上最高値を更新した。ちなみに、WTIの史上最安値は’98年12月21日に記録した1バレル=10.35ドル。原油価格はおよそ10年で約10倍に跳ね上がったことになる。
原油は我々の生活になくてはならないもの。野菜など農作物一つ取ってみたって、ビニールハウスの原料から、これを温める重油、はたまた畑を耕す機械の燃料や輸送燃料、ひいてはこれらを包むビニールやプラスチック容器に至るまで、多くのものを原油に頼っている。これじゃ、ガソリン価格はもちろん、牛乳から魚まで値上がりするのは当然なのだ。
だからといって、「参ったな〜」なんて言って、値上がりに指を加えているのでは、いかがなものか。ここは一つ、逆転の発想で「原油高」を逆手にとって、儲けようと考えるほうが前向きなのでは? でも、どうやって? |
|
 |
多くの投資資金が
原油先物市場へ流入?
その答えの一つが、原油相場への投資だ。ではここで、原油の現状と今後についてざっと振り返ってみたい。まず、原油価格はなぜこうも上がったのか? いくつか理由があるが、まず挙げられるのが中東の政情不安。サウジアラビアを筆頭にイランやイラクなど中東勢が世界の原油生産量の61.9%を占めるが(外務省世界の原油埋蔵量、生産量、可採年数より)、’03年のイラク戦争により、油田施設・パイプラインが攻撃され、産油量が低迷。これにより、石油資源買いが殺到し、戦闘終結宣言後から原油価格は急騰した。今もなお、アメリカと中東の緊迫した関係、および中東の政情不安は原油高騰のバックボーンとなっている。実際、つい先日の3月5日、OPEC(石油輸出国機構)が開催した総会では、ブッシュ米大統領が強硬に石油増産を要請したにも関わらず、OPEC側は「生産量は現状でも十分」とこの要請を断った。
また、ブラジル・インド・中国・ロシアなどBRICsと呼ばれる新興国における原油の需要の拡大も、原油高騰の大きな要因の一つ。特に、中国とインドの産業及びモータリゼーションの発展による影響は甚大だ。考えてもみて欲しい。インドの人口は11億337万人(’05年国際連合資料より)。さらに、中国は13億1448万人(中国国家統計局2006調べ)。中国で自転車をこいでいた人々が、一斉に自転車を捨てて車に乗り換えたら……。あれだけ暑いインドの企業や家庭が、一気にクーラーを導入して電力を使えば……。どれだけ石油を消費するか、想像に難くない。
さらに、NYMEXのWTI価格は、アメリカの“ウエストテキサス”で採掘される原油価格の指数だから、アメリカ国内の原油供給問題も無視できない。現に、’05年アメリカ南部を襲った“ハリケーン・カトリーナ”が油田や製油所を破壊したことで、原油価格が急騰したことは記憶に新しい。
一方で、昨今の原油高騰は、世界的なカネ余りを背景とする投機マネーが原油先物市場に流入したことも一因との見方もある。一部では1バレル100ドルを超える原油価格で、実需に基づくのはせいぜい60〜70ドルで、あとは年金基金や投資ファンドなど投機マネーによる上乗せ分ともいわれている(日本経済新聞3月12日夕刊より)。つまり、アメリカや日本における株式市場が軟調な一方で、多くの投機資金が原油をはじめとする商品先物市場に流入しているという見方もある。 |
|
 |
|
|
|
|
|
|
トラッカーeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与える有価証券です。このため、投資元本の保証がなく、損失が生じる恐れがあります。トラッカーeワラントの価格は、eワラントに比べると一般に対象原資産の価格により近い動きをしますが、任意の二時点間において対象原資産の価格に連動するものではありません。また、金利水準、満期日までの予想受取配当金及び対象原資産の貸株料等の変動によって、対象原資産に対する投資収益率の前提が変化した場合には、トラッカーeワラントの価格も影響を受けます。eワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株式・株価指数、預託証券、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動、時間経過(一部の銘柄を除き、一般に時間経過とともに価格が下落する)や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与えるので、投資元本の保証はなく、投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります(ただし、eワラントの価格が極端に低い場合には、対象原資産の値動きにほとんど反応しない場合があります)。ニアピンeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数や為替相場の変動や、時間経過(同日内を含む)など様々な要因が価格に影響を与えるので、元本の保証はなく投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります。最大受取可能額は1ワラント当たり100円に設定され、満期参照原資産価格がピン価格から一定価格以上乖離した場合は満期時に価格がゼロになります。同一満期日を持つ全ての種類のニアピンeワラントを購入しても、投資金額の全てを回収することができない可能性があります。さらに、取引時間内であっても取引が停止されることがあります。詳細は、最新の外国証券内容説明書をご参照ください。
商号等/ゴールドマン・サックス証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第69号
加入協会/ 日本証券業協会、(社)金融先物取引業協会
1取引あたりの委託手数料は210円から2,100円(税込み)です(平成20年4月現在、各取扱金融商品取引業者により異なります。)また、お客様の購入価格と売却価格には価格差(売買スプレッド)があります。トラッカーeワラントの購入価格には年率で計算された管理コストが予め織り込まれています。管理コストは、計算時点におけるマーケット・メーカーのヘッジコスト(金利水準、ヘッジ対象の流動性、資金調達コスト等を含む)の予想に基づいて設定され、銘柄および購入時点によって異なる可能性があります。 |
|
 |