 |
月刊チャージャー5月号
【調査】まずは疑って係!
日本家族計画協会に聞いてみました/若い男の「性欲」って落ちてるんじゃない? |
この記事をソーシャルブックマークへ投稿(ソーシャルブックマークとは)
|
|
 |
| 編集会議で、エロ情報に強いライターが呟いた。「風俗店に行く若い客が減ってるんだよね」。むむむ、少子化やセックスレスが騒がれる昨今、そういえば周辺の20歳代サラリーマンを見ても、若い男特有のギラギラした性欲を感じられない気がする。はたして、ほんとはどうなのか。社団法人「日本家族計画協会」常務理事で、協会が運営するクリニック所長として、30年近く若者の性行動を見つめ続けている北村邦夫氏に直撃訪問。若者たちの性欲の実態を聞いてみた。 |
|
 |
|
|
 |
最近、同じような内容の質問や取材が多いですね。何か象徴的な事件があったんでしょうか。性欲の減退という問題は「事件」になりにくいので、明確な根拠を示すのは難しい。でも、実際に10代の人工中絶実施率のデータを見ると、2001年をピークに徐々に減少しています。
妊娠は性行為の結果です。中絶実施率は女性のデータですが、パートナーは当然近い世代の男性が多いことを考えると、若い男性の性行動に関する傾向を示す数字ともいえるでしょう。性感染症罹患率の推移が同じように減少しているというデータもあります。
もちろん中絶が減少することには、性行動の減退以外の原因も推察できます。中絶しないで産んでいるのではないか。でも出産率は上がっていません。避妊が徹底されているんじゃないか。でもコンドームの売上げは低下していて、学校教育の現場では性教育がむしろバッシングされています。消去法的に検証してみると、中絶実施率の低下は、性行動が少なくなっていると考えざるを得ないというのが現状です。 |
|
 |
| ●次のページは、「風俗店でも若い客が減っているようですが?」 |
|
 |
|
|
 |
|
|